日記
景気はタクシーに現れるとはよく言った
もので、今は明らかにご利用する人の
傾向が変わったなと感じている
それでもこの3年間の新型ウイルス騒動
で国がぼくらに与えて来た誤政策に比べ
たらぐっとましで、なによりビビっていた
高齢者が積極的に外出している感じだ
おかげ様で日中に関してはそれでも
よく動くようになってきてそこそこ
忙しい感じはしないでもない
ただ以前のようにスーツケースを持った
お客様が空港まで行くとかは少なくて
殆どが最寄りの駅までお送りして終わる
そして顕著なのが夜
とにかく以前のような豪快な酔客が
減り、慎ましく呑みとっとと帰るという
あまりタクシーにとっては好ましくない
雰囲気になっている為、伸びない
以前なら夜10時位までにぱっとしなく
てもそれからの巻き返しでそこそこの
売上になったものだが今はきついかな
これは都内ではどうか分らない
でも千葉の田舎ではスタンダードの
ようなので他の地方都市も同じような
感じなのだろうと思う
こうなってしまった原因としてはやり
47.5%まで上がってしまった国民
負担率があると分析している
収入が増えているならともかく出るもの
が増えすぎるため結果可処分所得の減少
は明らかであり度重なる物価上昇が人々
の財布をきつく締めているのは確か
実際に物価が上がったとしても数十円
それが人々の生活に大きな影響を与える
かというとそうでもないと思う
本当にそんな深刻な問題だったらい人々
は旅行にもイベントにも行けないはず
ところが世の中は値上げと関係無く
普通にいつも通り過ぎている
要するに実際にお財布がきついのは
確かだがそれ以上に世に蔓延する
不景気ムードが原因だと思っている
こういう負景気感というのはムードの
問題なのでどこかで財布が緩むような
明るい話題をぶっこんでくれないと
なかなか変わらない気がする
ぼく個人的にはクソ稼げるわけでは
ないけどそこそこ稼げているので
実際に生活困っているわけではない
要するにそういうことなんだよね
本当に困っていないというのが
今の一番よくないところだと思うよ