ある医師の告白

日記

 

Xに面白いポストがあった

 

免許証の裏の臓器提供欄は3にします

本人確認書類(A)をお送りいただく際のご注意:三菱UFJ信託銀行

投稿主は医師らしい

 

身内が急逝したとき身体を使われる

のはショックらしい

 

これに対しぼくは

 

「それってあなたの意見ですよね」

 

と思った

 

生きているウチに切り刻む訳でなく

死んだ人は肉塊となりどうせ焼かれる

 

 

なら臓器を好きに使っていいじゃん

 

念のため妻にぼくの意見をぶつけた

 

妻は愛する身内を切り刻まれるのは

抵抗があると言い切った

 

ぼくはどうせ焼かれるんだから

同じ事でしょ?と言っても


何となく嫌だと言う

 

もう論理破綻しているけど

感情論の世界なんだよね

 

その後

 

妻は臓器提供や献体に使われると

話すとそれならと納得していた

妻の件は特殊としても多くの人が

身内の臓器提供に抵抗あるかも?

 

初老のぼくはもういつ死んでもいい

と思っているが必ずこう言われる

 

「そんなこと言わんで下さいよ」

「長生きしてください」

 

ぼくは冷めた心でこう思う

 

それってあなたの感想ですよね

 

まわりの年寄りも長生きしたい人は

とっても多かったりする

 

所詮感情論でしかないのにと冷めて

しまうのだが生きるは本能だからな

 

やっぱりぼくの考え方って

少数派なのだろうか?

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