懐かしい味

日記

 

先日車を走らせていて目に着いた看板

 

哈爾濱麻辣湯

 

ぼくは仕事で中国に数年滞在していた

のだが、麻辣湯は中国人のソウルフード

 

夜になると冷えた青島と麻辣湯を

食べに近所の店に行っていた

 

麻辣湯とはショーケースから好きな

具材を持ってきてスープで煮るという

シンプルな料理

 

多くは薬膳系のスープでその名の

とおり「麻」シビレ・「辣」辛さ

で構成されている

 

船橋に麻辣湯の店があり連日大盛況

だが八千代市作新台という住宅街

にも麻辣湯の店が出来、ついつい

懐かしくなったので妻と行ってきた

 

店は100%、店員さんも客も全部

中国人だった

 

八千代市ベトナム人が多い印象で

実際ガチのベトナム料理店も多いが

ここは中国が広がっていた

 

早速好きな具材をボールに盛って

お店の人に渡すと量が少ないと

ダメだしを食らった

 

1g2円とかそういう計算方法で

最低消費量があるようで大体千円

位になるらしい

 

ぼくも妻も小食なので最低量に

満たなくて、仕方ないので野菜を

多めに足して妻は料金かかっても

いいと言って作って貰った

 

ぼくの記憶では自分で鍋で煮てから

食べたように思ったがここでは店員

が作ってくれた

例の中華風味が漂いおいしそう

スープを一口

 

どちらかと言うとしびれが強め

残念ながらグルタミン酸の味が

強く、普段化学調味料を使わない

ぼくにはちょっときつかった

 

中国は化学調味料を使うことが

正義みたいなところがあるからな

 

全体的においしく仕上げられた

スープで沢山の野菜を摂れるので

日本でじわじわ人気が出ているのも

わからなくはない

 

折角なので奥さんの包んでいた

手包み餃子も頼んだが肉みっちり

でぼく好み

 

最近はやりの麻辣湯

 

ぼくとしてはソウルフード的な

夜や間食でちょっとつまむくらい

なイメージだったが日本版では

しっかり食事として成立していた

 

頻繁に来ようとは思わないが

たまにシビレたくなったらアリ

 

場所柄空いていて待つのが嫌い

なぼくらにはちょうどいい

 

 

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