日記
少し前の話
母の日の翌日に実母からメッセージ
「何か欲しい訳じゃないけど全く
連絡無かったですね」
それまでは毎年母の日は何かの
アクションを起こしていた
毎年の事なので何も無かったことを
言ってるのかもしれない
でも今年のぼくはそんな簡単には
割り切れない思いがあった
実はアラ還になった今ガキの頃
お袋に殴られた記憶がよみがえった
悪ガキだったのも有ったと思うが
育児にイラついての行動だと思う
さんざんひっぱたかれ鼻血が出ても
まだ殴られ続けた
今だったらDV案件かもしれない
お袋はいたたまれない気持ちで
殴ったと自分を正当化する
そして当時は先生が暴行を加えても
全ては学校におまかせが基本だった
それくらい先生は威厳があり生徒は
先生の気分次第で殴られた
それは愛のムチという言葉で
正当化されていた
50年くらい前はそれが普通の
姿であり日常の光景だった
ぼくからしたら今の親が子供と
友達みたいにつるんでるのが違和感
でも人は失敗から知恵がつく
今の親の育て方が正解かも知れない
その証拠に今のぼくは素直に
お母さんありがとうとは言えない
今年の母の日にメッセージを送れ
なかったのもそんな理由がある
そんなぼくが選んだ人生には
やっぱり子供が居なかった