日記
今の子供の将来は暗いけど
親が優しいのはなによりだ
ウチには子供が居ない
子供の将来に期待できないとか
自分達夫婦で楽しみたいとか
理由は色々あるけど
一番大きな理由はぼくは
子供が好きになれない
ぼくはコテコテの昭和世代だ
ぼくが子供の時
親父は仕事でほとんど不在で
お袋にこう言われていた
「あなたは橋の下で拾われた子」
時々帰ってくる親父のことを
お袋はこう言っていた
「知らないおじさんが来たよ」
小さい時親父への当てつけで
赤子のぼくを布団に放った
どんな思いで私が放ったかと
美談で語っているがどうなの?
ぼくは小さい頃やんちゃだった
その度にお袋にビンタされた
そのうち鼻血を出すけど
それでも殴られ続けた
今でいうDV
当然小さいぼくは泣きじゃくる
それがまたイラつくようで
さらに殴られ続けた
親父が死んだときぼくは
一滴の涙も出なかった
長らく忘れていたDVの思い出
もういい年なんだからとっとと
逝けばいいのにという感情
これはきっと親の育て方に起因
するのではないかって最近思う
親に対して愛情を感じないし
死んでも哀しくないだろう
今子育てをしている人は子供へ
向き合い方を間違えないように
三つ子の魂百まで
子供は意外と覚えている
イジメっ子が覚えてなくても
イジメられっ子は忘れない
それと一緒なので産んだら
辛抱強く子供と向き合うことだ
そういえば先生にも暴言吐かれたり
散々殴られて皮膚が腫れていたな
今思うと昭和は滅茶苦茶カオスだ