日記
タクシー業は色々な人間模様が見れる
都内のタクシーならもっとドラマが
有るかもしれないけどここは田舎の
ことなのでそうそうおもろネタは
転がっていない
でもそんな片田舎でも時々ネタが
転がっているから仕事が飽きない
ぼくがびっくりしたのがかつて
ラブホと呼ばれたブティックホテル
からの配車と迎車
都内と違い千葉のホテルは郊外に
あるのが一般的なため若い子だと
徒歩かタクシーしかアクセスする
ことが出来ない
若い男女とホテルはやっぱり
要らない妄想を掻き立てる
とくにいやらしい気持ちではなく
単純にがんばってるね!という気分
なんか歳をとってからあまり行為
そのものに対しガツガツしなく
なったかもしれない
興味ないわけじゃないが若い時ほど
他人の営みは興味なくなった
先日は平日の夕方にアプリで配車
されたところがホテルだった
年齢は20代の女性から
平日の昼からいい気なもんだと
思いながら迎車に向かうとロビー
で女性が独り待っていた
なんと彼女はデリヘル嬢だったが
降ろした傍から客の連絡を拾っていた
まぁ皆さんお盛んなことで
そいういうことが日常的なので
すっかり珍しくなくなったが
先日のはインパクトあった
アプリで呼ばれた先に向かうと
30代のカップルがいた
そしてそのカップルはおっさん
ただ一人は話し方やしぐさとかで
ゲイとわかった
相方のイケメン君も話し方が
独特のアレだったので確定
でも道中は彼らと楽しくお喋り
しながら和気あいあいと車を
目的地まで走らせた
アプリは目的地を指していたが
どうも知っているホテルっぽい
案の定知っているホテルで二人
は仲睦まじそうに消えて行った
経験豊富なぼくでもその後の彼らの
行為を想像してしまい久々の大ネタ
にすっかり目も覚めてしまった
今話題のLGBTQはZ世代に
とっては全く日常のことで団塊世代
の人とは価値観も違うということだ
ぼくは50代にしては発想が
フレキシブルだがまだまだ日記に
書くほどマイナーなネタだ
だけど普通のおっさん乗務員なら
嫌悪感を彼らに覚えるかもしれない
現に首相である岸田さんでさえ
社会が変わってしまうという
頓珍漢な発言をするくらい
サムシングなのだ
おっさんが政治家やっている間は
性の多様性は解放されないだろう