結婚式は本当に必要なのか?

ぼくは自営で仕事をしていたのだけど

その関係でずっと中国に在住していた

 

独身だったので結構好き勝手にやってきた

 

ぼくが住んでいたころは中国がものすごい

勢いで経済成長している最中だったが

 

元々日本は中国よりも殆どの事が先を進んで

いたのでぼくは王様のような生活をしていた

 

ところがだんだんと日本人でいることの

メリットが中国で感じられなくなってきた

 

このまま行くと日本が中国の抜かれるのは

肌感覚でわかったので日本に引き返した

 

そして妻と知り合ったのが僕が44歳の時

 

それまでは金もあるし優雅な独身貴族を

謳歌していた

 

最初妻を見た時26位かな?と思ったが

30過ぎていた

 

初めてのデートは高級イタリアン

 

ぼくはチョイスを間違え妻はえらく

緊張していたらしい

 

知り合った時からフィーリングが合い

一生一緒にいても気が張らないだろうな

と思っていたら向こうも同じだったらしい

 

ほどなくしてぼくらは結婚した

 

ぼくと妻の価値観は似ていてお互い結婚式

のような無駄なことにお金を使うのには

反対だったので式は挙げなかった

 

今世の中の人はどれくらい結婚式を挙げる

のだろうか?

 

ぼくは独身貴族だったのでグルメには多額の

お金を使ってきたが妻といて生活レベルが

ぐっと下がった

 

「夕飯がラーメンとかファストフードは

ありえないだろ」と言ってたぼくが今は

回転寿司を食べ通販の安い服を着るように

なったと時々妻にネタにされている

 

よく生活レベルが上がると元に戻せない

というがあれは嘘だなと思う

 

現に今ウチは賃貸だし車は無いが

ローンはしないしポイントも貯めない

 

そして結婚式も挙げていないので

毎月投資と貯蓄に収入をまわせるため

底辺層にもかかわらず

金融資産はそこそこあると思っている

 

今失業給付でのんびりしていられるのは

この金融資産の賜物だと思っている

 

 

 

話は変わるが近所の不動産屋に応募

しようと思ったが妻と相談しぼくの

性格からタクシードライバーのほうが

合っているだろうとの結論となった

 

不動産屋に就職した場合法改正の度

勉強はしなくてはならないし営業や

賃貸管理におけるクレーム対応の

中で日々研鑽しなくてはならないし

 

なにより集団行動が嫌いなぼくは

またうつ病が発症するのではないか

という妻の心配もあり自由に働ける

タクシードライバー職に応募した

 

今度は合格率30%の2種免許取得

となるのでまだしばらく勉強が続きそう

 

不動産業は一時の気まぐれで想いも強くない

ので恐らく勤めて1年で飽きそうな気がする

 

当初の目論見で修行の為なら3年行けるかと

思ったが10か月の勉強ですっかり熱が冷め

この世界に足を踏み込んだら日々の激務と

クレーム対応をこなし余暇は勉強が続く

と思うと結構気が滅入る

 

タクシーへ進路をシフトしたら今まで

前を覆っていた霧が晴れた気分だ

 

ほぼ一年仕事から離れていたので

勉強しなくなった今早く仕事がしたく

て仕方ない

 

新しいステージに今はワクワクしている

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