日記
先日出勤した時手が空いたので
YouTubeを視聴した
まあ全体的に言ってることは嘘でない
自分は首都圏だったので年収も手取り
700万は余裕で超えていた
中卒の低学歴でなんの取り柄もない
ただのおっさんには十分すぎる収入
だったと思う
ハッキリ言うと多くの人が思っている
タクシー業=最後に行きつく職場
そういうイメージをぼくも持っていた
なので過去職を点々としながらも
タクシーだけは選択肢から外れていた
実は人生で一度でいいからこの仕事を
したいと考えていたので50代になり
最後の仕事と業界に飛び込んだ
営業関係の仕事は長年やってきたので
接客に関してはイケると思っていた
売上は首都圏だと真面目にやれば
1千万円は超えられる
法人でもほとんど一人親方のような
感じなので勤務スタイルを自分で
自由にデザインできる
ぼくはやらなかったけどその日朝
だるかったら当日休むことも可能
早く帰るのもいつ休憩するのも
ひたすら稼ぐのも全て自分次第
こういう職場は自営以外ではほぼ
ないので本当にぼく向きだった
この仕事の良い所は良くも悪くも
ダイレクトにお客様の反応がわかる
ことだと思う
心から感謝された時は凄くうれしい
癖のある乗客でも降車後はすぐに
忘れて次に行くようにしていた
タクシー業は竹中氏の規制緩和で
全体的に人手不足だし収入も以前より
少なくなったと言われている
ぼくは以前を知らないがそれほど
お金に困ることはなかった
そしてこの業界に入るまで抱いて
いた最後に行きつく仕事の印象も
実際に入って変わった
タクシー業は間口は広いけど
自由な分工夫をしないと収入増
にはつながらないということ
地方だと手取り月10万円台とか
これじゃ地方のタクシーが足りない
のは当たり前だと思う
A地点からB地点まで荷物を運ぶ
感覚で仕事をする乗務員もいる
特にじじい乗務員
バブル時代を引きずっている老害
でも今の乗務員は接客業という自覚
をもって安全第一でお客様の移動の
手助けをさせてもらうように変化
している
運輸業であるため安全運行には
とても厳しく対処している
人手不足をライドシェアで解消
しようとするが初めての道で安全に
客を快適にお送りするのは言うほど
簡単でないのを身をもって知った
業界団体が訴えているのはこのこと
で決して自分らで富を独占しよう
とかではないとぼくは信じたい