レカンの味を庶民価格で愉しむ

日記

 

7月に銀座レカンの元シェフが

下町門仲にビストロを開いた

 

ぼくのような庶民にはレカンは

ハレの日位しか行けないけど

下町でカジュアルに楽しめる

とあってすぐ予約をした

 

色々とこちらの都合もあり結局

9月になってしまったが折角都内

なので独り身の母を誘い行ってきた

店主の渡辺シェフより一回り以上

若く見える気さくな奥様に聞くと

オープン以来連日大盛況らしく

すぐ予約しておいたのは大正解

 

コース以外にアラカルトで頼める

のでこの日は適当に頼んだ

マグロ・帆立・海老のタルタルバジル

 

あっさりとした素材にもしっかりと

した味付けで申し分なく流石だ

 

続いてシャルキュトリの盛り合わせ

白レバーペーストはクセが全くなく

絶妙の仕上がりを見せていた

 

母が白と合わせたいと言うので

単品でお替りしたがレバーが

苦手な妻でも余裕だった

 

シェフの渡辺さんは恐らく大店で

部下を沢山従えていたのだろう

 

こういう小店のオペレーションは

慣れていないのか生真面目な性格

からカウンターの客に話しかけられ

ると相手をしてその度手が止る

 

一品出るのに30分かかるので酒を

飲まない人にはちょっと辛かった

 

ようやく出たサザエとキノコの

ガーリックソテー

 

これちょっと塩気が強すぎるな

 

後で妻が言うには違うコックが

調理をしていたらしい

 

フランス産マグレ鴨のロースト

合鴨と違うフォアグラ用の鴨

 

貴重な鴨肉らしい

 

薄くカットされているが皮目の

パリパリが感じられ尚且つ

ソースがとても美味しい

 

オレンジソースのような気も

するが複雑玄妙な味わいで

表現がしずらい味

何故かセットで付いてきた

ポテトグラタン、腹一杯だよ💦

 

満を持して登場の和牛頬肉ワイン煮

 

妻の大好物で必ず頼む一品

相変わらずソース馬鹿ウマ

頬肉はほろほろで完璧だな

 

この時点で満腹だったので

頼んでまだ作っていない

料理はキャンセルしデセール

へシフトさせてもらった

 

超気になっていた桃ココナッツパルフェ

 

フレンチでいつも思うのがデセールが

一番おいしく感じること

 

最後に食べるからだと思うがこってり

した料理のあとにはやっぱりさっぱり

したスイーツが合う気がする

 

職人肌のシェフがこだわって作るので

提供時間がとてもかかる

 

そこを社交的な奥様が古今奮闘して

店の体裁を作っている印象がした

 

フレンチの命、ソースは秀逸

流石はレカンの元総料理長

 

平日で雨天にもかかわらず満席

 

付近で満席だったのは五郎さん

の行った庄助さんだけであと

はどこも閑古鳥が鳴いていた

孤独のグルメ 門前仲町 117182-孤独のグルメ 門前仲町 女優 - karepecheck

母も気に入ったようなので早速

次回の予約をとらせて貰った

 

あまり長いのも飲まない者には

きついのでランチにしてみた

 

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