愛すべきお客様たち🚓

日記

 

ぼくの職業はタクシー業

 

お客様を安全に目的地に

お送りする仕事だ

 

このお客様達がぼくの

生活を支えてくれている

 

大体毎月500人ほどの

お客様と接している

 

その中で高齢のご夫妻も

結構沢山いる

 

ご夫妻を見ていると実に

様々で結婚して数十年

経っていてもとても仲が

いいパターン

 

もう会話も出尽くしたと

言わんばかりの沈黙が

続くパターン

 

幣家の場合は子供もなく

夫婦二人なのでオフは

一緒に過ごすことも多い

 

波長が合う者通しが

一緒になったのと

 

各々が自分の嗜好に講じて

いるので冷めた感じもなく

仲良く生活をしている

 

結婚し2人きりの蜜月を

過ごし子供を授かり夫婦

は共同作業者となり

 

恋人通しというより同士

となるなかでいつしか

愛情の形も変化してくる

 

愛が無いわけでないが

家族のような感情に

変わってくるようだ

 

なので存在が空気の様に

必要不可欠ではあるが

当り前のようになる

 

そして一般的に夫婦は

多くを語らない形態へ

変わっていくものだと

ぼくは思っている

 

また別のお客様とのお話で

よくあがるのが年金問題

 

ぼくのばあちゃんの時代は

遺族年金も合わせると結構

な額を貰っていた

 

団塊の世代である高齢者

の方々は2カ月で20万位

の年金が更に減額される

状態だという

 

年金受給者自体も減額傾向

ではあるが社会保険料

納めているぼくら現役世代

はどんどん保険料が上がる

 

そればかりか支給年齢も

釣り上げられている有様

 

実質破綻している年金制度

 

末期がんの患者を無理やり

延命措置しているような

今の状態は受給者はおろか

現役世代さえも不幸であり

だれも喜ばない

 

グリーンピアの失敗や

過去の大盤振る舞い

そして異常な医療費増大

インデックス投資

レベルでは補えない



だれも喜ばない年金制度

は一度リセットすべき

なんじゃないかと思う

 

また、2度ほどお乗せした

ことがある某会社を経営

されている女性のお客様は

こうおっしゃっていた

 

以前ご自身で運転を

していたのだが高齢

になったので運転が

リスキーなのと

 

車を維持することに対し

費用対効果が合ってなく

車を売ってしまった

 

今は移動する時タクシー

を利用しているが結果

その方が安く済むし事故

の心配も無くなったらしい

 

場合によっては移動中に

仕事も出来たりする

 

現代人は行き過ぎた

資本主義社会の中で

必要でないものに

お金を使いすぎている

 

そして無駄なものにお金

を使った結果、いつも

お金が足りないといい

お金に縛られている

 

クワドラントの左側に

住む殆どの人は収入が

多いか少ないかの違いで

結局自ら働いている

 

その小さな社会の中で

ある程度のお金を稼いだ

人は初めて収入の多寡が

それ程重要じゃないこと

に気がつく

 

広告に気を取られるあまり

本当に自分にとって必要

なものが見えなくなって

一通りそろえてしまう

 

でも一旦一呼吸置いてから

本当に自分に必要なものを

選別したあとでそれぞれの

ライフスタイルの中で効率

よく資本を突っ込む

 

そうすることによって収入

が多くない家計でも健全化

することだろう

 

会社経営に置き換えると

その意味は明白だ

 

無駄を省くことで財務の

健全化を図り浮いた資本

を投資につぎ込む

 

経営されているお客様と

お話させて頂いた時

 

その合理的かつ経営者として

あたりまえな考え方に

いちいち同意できた

 

ぼくの考え方こそまさに

そこなので底辺層なのに

ゆとりのある生活をする

ことが出来ている

 

ぼくが毎日お乗せしている

お客様は実に多種多様だが

全ては愛すべきお客様

 

今日も安全に目的地にお送り

させて貰っているぼくの

ほんの一ページだ

 

 

 

 

 

 

 

 

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