今の世の中ロジスティックという
職種を抜きにしたら成り立ちません
それなのになかなか人が集まらないのが
現状でして、ぼくもそうでしたが
実際きつい汚い危険みたいな
イメージが先行するからかと思います
では実際はどうかというとはっきり言って
肉体労働です
でも単なる肉体労働ではなく
頭を使う肉体労働です
そして大切なのはお客様の大切な
荷物を運ぶということです
ここで良く考えてもらいたいのが
例えば物をA地点からB地点まで運ぶ
これすごく簡単そうですね
実はドライバーさんがやっているのは
AからBに決まった商品を決まった数量
決まった時間に届ける
しかも無事故で正確に
こういうことになります
これが実はすごく難しいのです
まず交通事情などにより遅延が
当たり前のように発生します
そしてトラックというものは
容積が決まっていますのでそこに
効率よく積み込まないといけない
そして効率よく積み込まないと
時間通りに納品出来ない
このような弊害が出てまいります
よって、一日があっという間に
経ってしまうのですが
そのためには常に頭を使いどのように
積んでいたのかとか箱の中の配置とか
を全て覚えていなくてはならず
これがまず新人ドライバーの登竜門と
なります
この辺が出来るようになり
トラックというものの運転を
身体に覚えこませるには
多少時間がかかります
出たら独りですから気楽で
ある反面全て自己解決です
なので大変気を使い一日経つと
どっと疲れます
その一日一日が勝負で
一年一か月の勝負ではありません
一日の積み重ねが一週間となり
一か月で一年となります
常に毎日が勝負です
トラックドライバーはDQNが
やる底辺の仕事だというのは早計です
ブラックのトラック会社は知りません
実際に中で働き始めたぼくが感じたのは
ドライバーは馬鹿では務まらない
こういうことです
サラリーマンの一部の人は馬鹿でも
勤まりますが、ドライバーは
ああ見えて馬鹿じゃないのかも知れません
今ぼくは入社してから二か月経ちましたが
未だに独りで配達させてもらえずあと
ひと月ほど研修が延長されました
初心者とはいえ自分の出来なさ加減に
少し落ち込みます
こんな話が半年後には笑い話になって
いればいいですが、今はくじけそうです
がんばれオレ!