タクシー事故報道加熱の真相

日記

 

ここのところタクシー関連の事故報道が

やたらと目立つように感じる


ぼくは運行管理という立場上毎日

多くの乗務員と関わっている

 

そして感じるのが交通量の多い

都市において事故は不可避な事

 

月に数件の事故は起きる

 

軽いものは自損による擦り傷や

急制動による乗客の軽傷など

 

重いものは歩行者との接触

自損による車の大破など

 

なにを言いたいかというと交通過密

ジャングルでは事故は必然

 

如何にプロと言えども毎日600km

走っている中で無事故は願望でもある

 

先日から一部施行されたライドシェア

 

恐らく受益者は全部解禁が望みだろう

 

その為一般人のタクシーに対する

イメージダウンのための報道と思う

 

日々起こっている事故を積極的に

報道すれば必然的にイメージは下がる

 

事故率が増えたわけでもなく日々の

事故を積極的に報道しているだけだ

 

事実会社にもクレームが入る

 

「お前らよりライドシェアのほうが

安心して乗っていられる」

 

「タクシーは運転がヘタクソ」

 

会社から厳しくしても如何なる方策を

講じてもだめな乗務員は一定数いる

 

こういう一部のプロ意識に欠ける

乗務員が批判の対象となるのだろう

 

ここで敢えて言わせてもらえるなら

我々もプロとしての誇りがある

 

そしてプロとしてどういう立ち位置で

お客様と接するかわきまえている

 

またそのための努力・改善を常に

欠かすことはないと断言できる

 

ライドシェアを手放しで賛成できない

のは多くが既得権益保護の為ではない

 

あくまでお客さまのことを考えた場合

 

道を知らなかった

交通違反をした

整備不良であった

 

一般のドライバーはやはりプロとは

違い担保されていない部分も多い

 

そのための道路運送車両法であり

道路運送法であると自負している

 

単純に偏向された報道のみで

ライドシェアに向くのはどうか?

 

敢えてプロとして疑問を投げかけ

たいとおもう

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