日記
かつてWinnyというソフトがあった
20年くらい前だったと思うが当時
あらゆるファイルが手に入るので
ぼくもよく利用させてもらっていた
金子さんという優秀なエンジニアが
作ったこのソフトは音楽からエロまで
ありとあらゆるファイルが共有され
検索すればだいたい見つかった
予想通り著作権違反で大問題となった
これに対し金子氏が逮捕されたが
罪名は著作権違反幇助
ところがこの逮捕は理不尽極まりなく
弁護士は「刺傷事件で凶器のナイフを
作った人を罪に問えるか」と反論
社会問題とまでなった本件は警察の
横暴な取り調べや加熱するマスコミ
という副産物が問題視されていた
以後7年に渡り金子氏は司法と闘い
無罪を勝ち取るもその後42歳
という若さでご逝去されているが
この度映画化されることとなった
新聞記者の時もそうだがこういう
社会派の映画には多くの俳優が
出演したがらない
本人ではなく事務所がイメージダウン
を避けてリスクを回避しているのだろう
前回は韓国のトップ女優が主演した
そして今回は不倫でミソがついた
東出昌大が金子氏を演じる
韓国映画ではこういう社会問題に
深くメスを入れた映画作品が多い
ぼくが好んで鑑賞する所以だが
哀しいかな韓国の社会事情が時に
分らずストーリーに入り込めない
日本でそういう映画がどんどん
出ればすっと入るけど多方面から
圧力がかかっている為公開までの
道のりは長く険しい
新聞記者の時も政府の奴隷である
キー局は公開前の宣伝すら無かった
どうでもいいアイドルの映画は
朝から一日中出演させるくせに
やっぱり国民は3S政策によって
馬鹿にされているということだろう
は日本人(猿)は多少の贅沢を与え
3Sを与え真実から目を背けさせ
財産は我々に差し出すようにした
この精神は日米合同委員会でも
しっかり生きていて猿は国税で
搾り取られ土地はどんどん奪われ
企業は外資に渡っている
日本人は自分の生活だけで一杯一杯
国を想うまで余裕が無くなっている
3Sにうつつを抜かしている場合じゃ
ないと思うのだが天邪鬼だろうか?