日記
何度見返しても面白い映画やドラマって
きっと誰にでもあると思う
ぼくは時代がバブル期という日本至上
もっとも浮かれていた時代に高校生と
なって青春を謳歌していた
実際バブル期の恩恵を受けていたのは
大学生より上の人達と大学生と付き合って
いたぼくと同世代の女子連中だと思う
バブル期には今日お金を借り不動産投資を
すると翌日にはとんでもない儲けが出る為
楽勝で返済が出来ていたらしく銀行もほぼ
ノー審査で融資していたとのこと
こうして出来上がったバブル成金たちが
連日六本木界隈でバカ騒ぎしていた
また企業のサラリーマンもその恩恵に
預かり、企業はじゃぶじゃぶ経費を
使い新卒にタクチケを一冊支給して
プライベートの使用も認めていた
ぼくがバイトしていたスタンドでも
社用車のボンネットを開けあれこれ
セールスすると全てがOKだった
どの会社も率先して経費を使い
まくっていたという狂乱の時代
そんな時代は狂っていたがぼくらは
毎日がキラキラしていた
きらたかしという漫画家が描いた
「ハイポジ」という作品が2年位前
BSテレ東で放映されていた
ハイポジという響きに反応する人は
きっとぼくと同じバブル期を謳歌した
世代だろう
物語は46歳の主人公が1986年に
タイムスリップして第二の青春を過ごす
というものだが時代背景や懐かしいBGM
そして久しく忘れていた16歳のあの
きらっきらした青春の思い出が蘇り
懐かしさ全開でまぶし過ぎたドラマだ
第一話で中村あゆみが流れた時は
青春時代がフラッシュバックし
感極まってしまったくらいだ
この連休で久しぶりにYOUTUBEで全話
一気見してしまった
もしも今の自分が16歳に戻ったら?
きっと当時の自分よりももっとうまく
立ち回ることが出来たかもしれない
それくらい当時大人だと思っていた
自分はとても幼くそして世間知らず
だった
二度と戻ることは無いまぶしい青春時代
今だって十分幸せだけど過去の思い出は
やっぱり格別な思いがあり、当時を思い出
させてくれた「ハイポジ」はやっぱり
久々に見ても面白かった
あの作品が刺さる世代は多くないと思うが
ドンピシャ世代は一度視聴して損はないはず