日記
秋になって日中のドライブが
すこぶる気持ちがいい
窓を開けると金木犀の香り
仕事をしているとき本当に心が
洗われていくのが実感できる
ところがそんなタクシー業でも
やっぱり嫌なことはある
まずタクシーの定義を履き違え
ているお客様が稀におられる
タクシーは快適な空間を買って
目的地まで移動する手段だが
中には自分の都合を押し付ける
方も居る
例えば遅刻しそうなとき
「もっと急いで！」
お気持ちはわかるのですが寝坊
したのも遅刻しそうなのもご自身
の都合であり防ぐことは出来たはず
それを運転手の問題にすり替える
のはお門違いだと思う
例え間に合わなかったとしても
運転手には「安全に」お届け
する義務がありそれが仕事だ
ということは無理な要求で違反
をして安全でない運転をする
ことは出来ない
なのでタクシーを利用する際は
余裕をもってご乗車頂きたい
そして昨晩は駅でお乗せした方
タクシー乗場の信号に引っかかった
ときからため息の連続
一時停止は当然しっかりと止まり
安全に注意しながら運行した
それでもぼくは出来るだけ急いだ
それなのに目的地近くまで来た時
「もっと急げないの？」
いやこれでも急いでますがと言うと
「遅すぎる」っておいおい
意味わからんこと言ってると当方
乗車拒否も出来るんですけど
そして嘔吐する人
これは我々も対策をたて、袋など
を準備している
そしてヤバい時は早めに言ってと
お知らせもしている
にもかかわらず突然戻すとは
どういうことだろうか？
男性の場合は気持ち悪いとか
何らかのアピールがある
なので静かな運転を心がけたり
早く付かないかと背中なに嫌な
汗をかいたりしている
でも若い女性の場合羞恥心からか
アピールをせずずっと静かに耐え
そして突然ゴボゴボと戻す
気持ちが悪いなら事前に言って
くれれば袋をお渡しする
ぼくは今まで吐かれた経験はない
けど相当臭いらしい
中には障碍者など脱糞する人も
もうこうなったら会社まで来て
洗車してもらうくらいやらない
と本人も懲りないし
ぼくらも水揚げが大幅に減る
タクシーで嫌なのはこの二つ
マジで乗る方も考えて欲しい
タクシーはあなた達のしもべ
では決してないのだからね
