日記
タクシー乗務員はお客様の
お身体に触れることがNG
理由は簡単で例えば障碍者
のお手伝いをして骨折や
お怪我をした場合のリスク
泥酔者の場合財布等が
無くなっていた場合盗難
疑惑を賭けられるリスク
などなど基本お客様のお身体
に触れることで被るリスクを
極力無くすためには元を絶つ
のが一番というのが理由だ
でも本音と建て前が存在して
いるので実際の業務では時に
理屈通りに行かない場合も
ケースバイケースでお身体に
触れることもしばしばある
けど若い女性の場合は別で
これはあらぬ嫌疑をかけられ
る元となるので絶対にNG
あくまでフレンドリーに
かつ爽やかに対応する
でも酔いつぶれているおっさん
は容赦なく平手の連打をお見舞い
させて貰っている(脳内で)
実はぼくの相棒はセダンだった
のだけど最近JPNタクシーに
乗ってくれと言われている
オリンピックに向けて本場の
ロンドンを真似て普及させた
利権臭ぷんぷんのタクシーだ
タクシー業は割と高齢の乗務員
も多く、少ない年金の足しに
小遣い稼ぎをしている
ただ変化を好まないという
高齢者独特の観念があり
慣れたセダンで仕事をしたい
という要望もあるようだ
なので会社が全てJPNに
なったら転職すると言って
いる人は少なくない
そんなJPNタクシーだが
ぼく調べではお客様には
とても評判がいい
まず乗り降りがしやすい
タクシーの真ん中には
もっこりした部分があり
例えば奥の座席に乗る時
そこを跨ぐ必要がある
あれ高齢者には意外と面倒
な感じがするなと感じる時
が時々あったりする
ぼくの場合は様子を見て
反対側のドアを外から開け
こちらからお乗りください
と促すことで解消している
JPNの場合はフラットで
低床しかも屋根が高く身長
の低い高齢者だと立ったまま
乗り降り出来たりする
そしてキャビンの空間も広く
快適でお客様からの高評価も
納得できるところが多い
ところがぼく調べでは乗務員
の評価はそれほど高くない
まずハイブリッドなのでタンク
容量が少なく日に2回給油が
必要なので時間のロスが出る
そして車体の大きさから洗車の
時間がかかり面倒
後方視界が悪くセンサーも
あてにならないので結構怖い
そして車いすごとご乗車出来る
車ゆえご希望されるお客様が
居られる場合シートアレンジ
の必要があるがこれが面倒
何度か講習を受けたが滅多に
ないのですっかり忘れている
実際に遭遇したら時間かかり
結構な営業時間のロスとなる
そしてご乗車の時腰を痛める
だから車いすのお客様でも
許可をもらいお身体を触れ
椅子に直接座って貰うという
ウルトラCを先輩はしている
ぼくもこのまま既成事実を
作られJPNになりそうだが
車いすごとのご乗車希望が
あったら直接座って貰おう