売買こそ不動産屋の醍醐味

日記

 

タクシー業は平日と休日

だと客層が変わってくる

 

平日の場合朝は通勤客から

始まり病院へ行く高齢者で

午前中は終わる

 

そのあとは付け待ちで街で

用を済ませた人を拾い

 

夕方からまた帰宅のお客様

 

夜に向けて歓楽街へ送迎

深夜は酔客や帰宅難民の

救済という大きな流れ

 

これに突発的に無線や

アプリによるお呼び出し

その他手上げのお客様

がいるような感じか?

 

これに対し週末は様相が

変わってきて病院のお客様

もおられるがレジャー系で

ご利用される方も増える

 

ぼくはどちらかというと

浮かれた感じの休日営業

が好きでお客様も浮かれ

ているのでぼくも楽しく

なってくる

 

そんな休日で特徴的な

お客様が僕ら同様休日

が稼ぎ時の不動産業者

 

彼らも飲み屋同様上客で

例えば現場へご案内する

時にタクシーをご利用に

なられることが多々ある

 

昨日も無線でお呼びが係り

最初お客様のお帰りで

呼ばれたのかと思ったが

 

どうやらモデルルームから

現場見学の為タクシーを

ご利用になられるようだ

 

後ろ座席にお客様

助手席に不動産屋が

乗って現場へ向かった

 

後部座席のお客様は

不動産屋のお客様で

ぼくのお客様ではない

 

なので会話に入らず

ひたすら運転に集中した

 

道中の会話を聞いていると

最寄り駅の周辺がいかに

優れていて住むのに便利

であるか語っていた

 

不動産屋は完成前に契約を

済ませるのが一般的なので

まだ未完成の現場でぼくは

外に出て営業を見ていた

 

人は何か購入を決断する時

ドーパミンが出まくり購入

後徐々に冷めていく

 

なので不動産など大きな

買い物を決断させるとき

はとにかくお客様がそれ

を買ったことでその後

どれほど素晴らしい生活

が待っているかを語る

 

セオリー通りその営業も

お客様の生活イメージに

彩を添えるべくトーク

隙が無かった

 

これにフラット35という

神器が加われば不動産屋

に数百万の利益が行く

 

なので現地案内のタクシー

代くらいはなんでもない

 

かのお客様はとても気さく

な方で買う気満々だった

 

個人的には全く同意でき

るものではないけど

 

価値観は人それぞれ

 

数千万の長期ローンを

組む現実よりも物件を

手にした後の夢の方が

大きくなっている今

 

彼は幸せの絶頂だから

ハウスメーカー社員が教える『持ち家に住んでから掛かる修理費(ランニングコスト)』完結編 - 富山県内対応|住まいるオスカーのホーム ...

 

 

ぼくとしては現地に

付き添うことで売上

になるし人の営業を

横で見れるので楽しい

 

普通の運転手は車内で

待機でもしているのか

それはわからないが

 

不動産を齧ったぼくと

してはガチの売買を

見れるのは楽しかった

 

こんな感じで休日は

イレギュラーなお客様

が多いので飽きない

 

休む乗務員が多いが

時間が赦すなら休日

の営業は本当お薦め

 

家族の都合やイベント

に合わせてだと思うが

自分で予定を決める事

が出来ないのはつらい

 

仕事したいとき仕事を

して休みたい時に休む

 

これが一番ストレスを

溜めない生き方じゃ

ないかなぁ?

 

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