昨日は友人がジモティで車を買ったので
一緒に引き取りに付き合いました
たまたま引き取り先がウチの近所だったので
飯でも食うかという流れになったのですが
彼はぼくと同じうつ病でして今まで手当で
生活していました
そして受給期間が終わるので生活費が無くなる
と慌てだし何か仕事をしなくてはと
車を買い軽貨物の仕事を始めようと軽自動車
を購入しました
軽自動車を購入したこと自体ぼくは賛成です
ただの乗用ですと浪費になりますが
お金を産むことに対する投資ですから
間違っていないと思います
ただ彼の場合どうも行き当たりばったりの
ような気がしてなりません
彼はパチンコを時々やるそうですがそもそも
宝くじやパチンコをやる人で金持ちを
ぼくは見たことがありません
これらの勝率の低さがわかっていたなら絶対に
一円でも使わないとぼくは思うのです
一事が万事彼はそのような発想でして
例えばキャリアで10万以上するスマホを買い
金利がかからないからといいます
しかし今や格安スマホが出ていてキャリアの
1/10で月々使用できるのに不便は感じません
そしてすぐにローンを組み借金返済に迫られ
貯金すらできない生活は今の彼のように
有事の時に即座に困ったことになります
彼と話していると遠い先のビジョンを語る
ことが多いのですがその前にまずは
目の前の地固めが有って初めて次のステップ
へと進める話なのです
具体的には彼は今回キャッシングで車を買い
軽貨物事業を始めるのですが一年ほどやり
そのあとひとり雇い仕事をさせてピンハネ
すれば月9万ほど不労所得が抜けると
このような調子なのです
遙か先のビジョンを喜々として語る彼を
すこし辛口で戒めるわけなのですが
こういう考え方をする人にありがちなのが
クラウドファンディングで支援する人の
気持ちが永遠にわからないことです
要するにクラファンは支援したい人が
自分が出来る範囲で応援をする仕組みですが
彼のように目先の勘定で動く人にとっては
リターンの内容で支援するか決めるわけです
クラファン自体はリターンの内容で支援を
決める人は難しいと思っています
日本人は結構特殊ですが本気で応援したい
と思う人が一定数居るのは確かです
西野氏はよくクラファンのやり方で
炎上しますがリターンありきの人は
永遠に西野氏のやっていることは理解
出来ないんじゃないかと思います
友人の中ではお金というものに完全に
支配されていてすべての行動指針が
それを基準に考えられているので永遠に
お金で成功することはないだろうなと
自分の中では思っています
友人は時間という資産の大事さはよく理解
しているのにお金に縛られています
お金の奴隷から解放された時はじめて
彼の手元にお金が残っていくことでしょう