プラチナタウン

最近Amazonプライムビデオ

にハマっていまして

 

映画を観るにはちょっと

時間がないとき、ドラマ

は丁度良く、かと言って

 

民放の視聴率稼ぎのドラマは

とても大切な時間を使って

観る気が起きません

 

WOWOWのドラマは

そういう点では有料だけあって

大変優良です

 

大変細かく作りこまれていて

どうせドラマに時間を割くなら

こういうドラマが見たいよね

 

と感じさせてくれます

 

 

WOWOWドラマは何作か

観てきましたが

 

どれも面白く自分のお気に入りの

作家が執筆した

 

ビジネスドラマはぼくの琴線に触れる

珠玉の作品ばかりです

 

 

ぼくが大好きな作家の一人に

楡周平がいますが

 

彼は慶応の大学院卒のインテリでして

コダックというフィルム会社で

80億のプロジェクトを手掛けていた

 

スーパービジネスマンでした

 

なんて話はどうでもいいですね

 

楡周平は割と社会問題に鋭くメスを入れ

 

その解決方法なども示す

経済小説が多いです

 

その中で表題にある

プラチナタウンという

お話も大変良かった

 

 

プラチナタウン (祥伝社文庫)

プラチナタウン (祥伝社文庫)

  • 作者:楡 周平
  • 出版社/メーカー: 祥伝社
  • 発売日: 2011/07/22
  • メディア: 文庫
 

 

2011年の発売ですが

 

 

今社会問題になっている地方の

過疎化と止まらない高齢化への

抜本的な解決方法として

 

10年ほど前から警鐘を鳴らしています

 

彼が先見の明が有ったわけでなく

1970年代には今の少子高齢化

は既に予測できていたそうです

 

ではなぜ今こんな状況なのか?

 

残念ながら日本には若き政治家は

政界のセンターには立てず

 

老害が跋扈している世界で

田中真紀子をもって

「伏魔殿」と言わしめた

 

霞が関はそんなところです

 

真に国民を、日本を思い

議員になったのに

 

いつのまにかミイラ取りが

ミイラにならないと

 

霞が関では存在すら出来ないのです

 

閑話休題

 

プラチナタウンは商社の

エリートサラリーマンが

 

自分の生まれ故郷が、

財政赤字に陥っているのを見て

 

その原因が個人の利権

の為にじゃぶじゃぶ税金を使い

 

収益無視の箱もの行政

を繰り返した結果150億

にも膨れ上がっていた

 

そして彼自身会社を退社し

 

町長になって巨大な老人

ホームを格安で作り上げて

ゆくというワクワクする

ストーリーです

 

確か、今は当たり前になった

リバースモーゲージも小説に

出てきたと思います

 

WOWOW版は大泉洋

エリートサラリーマン役を

やっています

 

お時間が有ったら是非

見てください

 

おススメします

f:id:baouthereal:20191222104715j:plain

 

 

あともう一つ

ぼくの大大好きな池井戸潤の作品

 

アキラとあきら

 

これも面白い

小説ではアキラとあきらが

邂逅したとき鳥肌立った

 

読書は本当にワクワクの世界が

詰まっています

 

是非自分のお好みジャンルを

見つけてワクワクしてください

©Copyright TheRealBaou. All rights reserverd.