日記
大好きな楡周平の小説
「黄金の刻」を読了
世界的時計メーカー
SEIKOの創設者
服部金太郎氏の物語
すごく印象的だったのは
服部氏の快進撃には沢山
の人の支えがあったこと
そして沢山の人が彼の
成功の裏で支えたのは
彼の持つ誠実さがあった
からだと思った
卓越した頭脳の切れも然り
世界一の時計会社を作るに
値する才能には目を見張る
ものがあった
お世話になった奉公先の主人が
連帯保証で負債を抱えた時に
独立の為貯めておいた全財産を
渡したエピソードは彼の人となり
を雄弁に物語っている
ぼくは自信の営業においては
徹頭徹尾お客様の事のみ考え
自己利益を抹消する努力を
するが全財産をなげうって
出来るかどうか??
浮利にはしらず…
世間の大半の人は目先の事
しか考えられないが稀に
はるか先を見据え高い志で
商売に挑む人がいる
目先の利益に溺れるとお客様
は鋭く見抜く為志高く常に
誠実であれということ
お客様の為粉骨砕身尽くす
ことはぼくのひいては業界
の信用に繋がる
文中にあるセリフで大成功
した自分を支えたのはただ
一つ、人だと言っている
お客様に対し誠実でいる
ことでタクシーの地位向上
を図るのがぼくの野望だ
毎日のルーティンでは
仕事に飽きがくるため
大きな野望を持って毎回の
営業を改善することに努め
ていきたいと思っている
そしてぼくが属するチームを
稼げる集団にしていくべく
後輩をスカウトして行きたい
稼げるパイが減るではなく
浮利にはしらず自分らの
情報や稼げる方法を全て
さらけ出し情報を共有し
チームの皆がある程度の
収入が見込める力を付ける
そんな集団に育てるのが
自分に課した目標だ
昨日とある後輩と話をして
売上が作れないという彼に
自分の経験を話した
熱心に訊いていた彼に
アプリを直ぐ電話して開局
して貰うように言ったのと
時間一杯まであきらめず
営収に拘るようにと言った
ところがぼくの帰庫時間に
戻ってきた彼を見た時
内心がっかり来た
開局もせず18時間で帰庫
した彼を見てぼくの話は彼
にとって無価値だった
他の後輩はぼくがそうで
あったように良く話を聞き
開眼し情報を惜しみなく
共有し行動することで売上
が飛躍的に伸びている
オフは冗談ばかりの
ギャップ萌え的な感じで
いいが仕事は真面目に
取り組んで欲しい
ということで彼のスカウト
は見送り研究生扱いで
見守ろうかとチームに
ぼくの考えを提案した
仕事に課題を付すことで
単調に慣れず常に全力で
挑めるので飽きっぽい
ぼくにはうってつけの
方法だと思っている
まだまだクリアすべき
課題は山積しているが
同時に飽きずに仕事が
出来る喜びに満ち溢れ
ている