秋のおとづれ

子供達は思い思いのロングバケーション

を楽しんでおりますが、気が付けば

8月もあと10日ほど

 

街中はいつのまにかうるさかった

セミの鳴き声も少なくなり、トンボ

がその辺を舞っております

 

日中は体中が汗臭くなるほど

つゆだく状態であります

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松屋のつゆだく

 

公園で水浴びをしている子供を

横目に汗だくになりながら働いて

おります

 

ガキの頃気温が30℃になるとそれは

大騒ぎしたものですが、今は40℃に

届きそうな勢いで熱射病で死ぬ人も出る始末

 

そんな最近でしたが、実は今朝

出社するときいつものむわっとした

感じが無く、半袖で自転車に乗っていると

少し肌寒いくらいでした

 

これはいよいよ秋が来たか?

 

というのが率直な感想です

 

 

振り返れば2019年も

近所のスーパーのBGMで

お琴を聴いていたのが9か月前

 

9月の声を聞くと一気に涼しく

なり、そして冬がおとづれます

 

毎年のことなのですが、9月からの

年末まではいつも駆け足で

一年の速さを感じます

 

こうして長いようで短い一年を毎年

積み重ねていくわけですが、人は

慣れることが一番よくありません

 

慣れるということは習慣化であり

習慣化は退化への序章でしかありません

 

ぼくは半生でとにかくいろいろなことを

経験してきましたが、いい意味で飽きっぽい

んだと思います

 

日本の場合一つのことを極めるのが

美徳みたいな考え方があり、特に

職人の世界に多く見受けられますが

 

人には向き不向きがあり、トライする

事は良いと思っています

 

トライしてみて合わないと思ったら

早々に切り上げて新しいことを始める

それら点と点がつながり経験値になる

 

そういう考え方も有っていいと思います

 

なんか日本は修行とか受験勉強とか

そういうの結構重要視している感じですが

大事なのは人生の時間は平等に

有限だということ

 

有限なのに皆が同じことに時間を費やすことが

本当に正なのか?

 

ダイバーシティとか言ってる割にそうでない

気がします

 

対義語でユニバーシティと言いますが

まさに日本のユニバーシティは同じこと

を教え、鋳型にハメるところである感じ

がします

 

人は生まれたからには自分が思ったように

思ったような人生を生きる権利があり

親御さんはそれをフォローするのが

正しい教育なんじゃないかなぁと

 

涼しくなってきた朝靄の町を独り

自転車に乗りながらこんなことを

考えていました

 

おしまい

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