100匹目の猿

100匹目の猿という有名な

社会現象があります

 

ざっくりいうと今まで誰も

行わなかった芋を洗うという

行為を一匹の猿が初めて行い

 

その後、その様子を見たほかの

猿が一匹また一匹と芋を洗い出し

ある臨界点を超えるとみんなが

洗い出すという

 

まるでぼくらの社会現象にも

にた行動を幸島に住む猿が

行っていたわけです

 

 

昨日、同僚がふっと呟きました

 

定年まであと10数年か・・・

 

ぼくこの話が聞こえた時

我が耳を疑いました

 

この同僚は子供が小学生の

兄弟でマイホームローンを

抱えている

 

いわゆるダブル負債を背負う

人生の債務者であるにも関わらず

定年までやっていけるという

不確定な自信を持っていたのです

 

ぼくはサラリーマンが怖いのは

あまりにぬるすぎる環境に

いつの間にか危機感が無くなる

という罠が潜んでいるところです

 

はたして彼もぬるい環境の味を覚えて

しまい、残業代をしこしこ稼ぎ

 

仕事はのらりくらりとこなし

 

会社はクビにできない

 

とタカをくくっている現状です

 

確かに彼のいうとおり会社は

クビにはしませんが、狡猾です

 

現に年収で減っていますし

行きたくない部署に回される

か、ますます減給が進み

 

自主退社するよう仕組みます

 

企業の裏を熟知しているもの

なら常識的な話ですが

 

サラリーマンであることが

その勘すら鈍らせます

 

これからあと10数年現状と

同じ状態でやって行けると

いう感覚が理解できません

 

ましてや債務者ですので

もっと慎重に生きるべきです

 

未来のことは誰も予想できませんが

今日のことは予想できますし

自分自身をコントロールできます

 

すなわち今日一日の行動の

積み重ねが10数年あとの結果を

作るものと考えると

 

10数年今と同じように生きれる

と考えることの愚かさに気が付くはずです

 

最初に芋を洗うようなエッジの

聞いた人間ならいいですが

それでも一匹また一匹の

中には食い込むべきです

 

そして臨界点を超えた時に

洗って食べれる芋すらなくなって

いるような状態だと

 

飢え死にするしかありません

 

そうならないためにも

自身を知識と経験で武装

すること

 

そのためにためらわず周到に

行動に移すことが大切です

 

自分のことは自分が変えれます

 

誰かがそのうちなんとかしてくれる

だろうとか悠長なことを

言ってないで出来ることから

動くべきです

 

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