ディストピアに対する恐怖

今では情報などのテクノロジーは生活や

社会活動のあらゆる場面に溶け込んでいて

 

これらのデジタル体験はテックジャイアン

によって大体大衆の行動は監視され

 

予測をたてるための製品に変わっています

 

「1984」のようなディストピアの未来に

なるというリスクはこの発想から生まれています

 

また学問の世界ではショシャナ・ズポフ教授が

The Age of Surveillance Capitalism: The Fight for a Human Future at the New Frontier of Power

自身の著書でこう警告している

 

監視資本主義は民主主義と相反するもので

今日の政治経済や社会などを変容させている

 

これから数か月~数年は公衆衛生上の利益と

プライバシー侵害のどちらを取るのかについて

 

多くの場所で議論されることとなります

 

コロナ脳の人は感染症で自分が生きるか死ぬか

という恐怖心のなかでやがて彼らの多くは

 

プライバシーを進んで放棄し個人の権利より

国家権力が優先されるのは当然と考えます

 

そして危機を脱出すると一部の層は国が

突如として規制規制の場所に変わり果てた

 

ニューノーマル」の状態に気が付きます

 

数年前から政府も企業も少しずつ最先端

テクノロジーで国民や従業員を監視しています

 

「公衆衛生」という名目下ではプライバシー

より疫病の拡大防止が優先されます

 

アメリカの9.11を機に「公共安全」

名目で監視網が広がり

 

その後もとに戻らなくなったのと同類で

 

いつの間にか国民は監視権力の

犠牲者となります

 

そしてこの権力は後退せずもっと悪意ある

目的の政治手段として権力者に利用されます

 

今のコロナ禍で積極的に健康状態が監視される

時代は幕を開けます

 

GPS機能を備えたスマホや顔認証カメラなど

バイスツールでリアルタイムに感染源を特定

 

感染拡大経路を追跡できるテクノロジーの数々

 

オピニオンリーダーの中には

こう言う人もいます

 

仮に全国民に生体認証機能付きリストバンドの

着用を義務付ける政府が有って

 

国民の体温と心拍数を24時間監視していて

 

データは全て蓄積され

政府のアルゴリズムで分析

 

結果本人が無自覚なのに病気だとわかり

どこで誰と有ったかも政府は把握している

 

早期の感染撲滅には役立ちそうだが同時に

政府の監視システムも正当化されてしまいます

 

仮に政府や企業が国民の生体情報を大量に収集

し始めたら感情の予測や操作をして

 

狙った政治家や商品をどんどん国民に売込んで

くるような未来が訪れるだろうと言っています

 

例えばリストバンドの着用義務があったとして

 

「偉大なる指導者」のスピーチを聴いた途端

リストバンドが怒りの感情を探知したら?

 

国家反逆者としてレッテルを貼られるような

超監視社会に変貌しないとも限らないのです

 アフターコロナ監視社会

 

 

 

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