政府のやることには必ずその理由と
タイミングがあります
必ずです
そして今回はGoToキャンペーン
これは国民からしたら奇妙奇天烈です
本キャンペーンは自民党の二階がごり押しして
JTB通しは優遇されるという内容
このキャンペーンはツーリズム産業協同提案体
というところが1895億円で受託しました
ピンときた方も多いでしょうが
ツーリズム産業協同提案体というところは
・全国旅行業協会(会長は二階)
・日本旅行協会
・全国修学旅行研究協会
・大手旅行代理店の4社で構成されていまして
この4社は全てが官僚などの天下り先です
天下りの官僚は何もせず毎月100万円の
給料プラスボーナスがあり
そして退職金
さらに会長である二階には献金が
500万ほど出ていますし
結構有名なのでご存知の方も多いと思います
このようなことから国民感情として
当然怒りますが
こういう時は得てして裏で
何か起きています
政府が何かをするときに
国民に全く知らせないわけには
いかないので「パブリックコメント」
というものを出します
実はFTA第二ラウンドについては
GoTo発表の前日まで公募していました
ですが国民の大半は
このようなコメントが出ていること自体
知らないはずです
そしてなんとコロナと
GoToの裏で農水省が
「遺伝子組み換え大豆とグリホサート農薬の
セットを承認せよ」
とパブリックコメントを打っています
元々化学兵器メーカーだったところが
戦後農薬メーカーへ転身し
農薬を売るために作ったのが
遺伝子組み換え大豆です
グリホサート農薬は非常に強いので
現在各国で環境被害や健康被害への
影響などが出ていて
禁止や使用規制に動いています
ところが日米に関しては真逆で
積極使用の方向で動いています
IARCがしめすグリホサート農薬の
発がん性はグループ2Aと
発がん性の恐れありとの判断です
国内販売の小麦の7割からグリホサート農薬が
検出されています
米国は輸出用小麦には直接農薬散布します
因みに仏独伊・オーストリアは今年までに禁止
スウェーデンは個人利用禁止
ブラジルは登録・使用禁止など
ほか各国で使用禁止の状態です
ただし日本は2017年に
残留農薬基準を400倍に緩和
そして現在も使用拡大中です
FTA第二ラウンドは
以前も警告していましたね
コロナなんかで9割の国民が騒いでいる間に
とうとう
2020年に発効した
日米貿易交渉(FTA)の第二ラウンドが
満を持してやってくるのです!
つづく