日記
ぼくのセクションは慢性的な人不足
募集条件がかなり特殊なので応募する
人も割と躊躇してしまうのだと思う
はじめて求人サイトで見たらやっぱり
ぼくでも選ばないだろうな
きっと出来るだけ楽にバイト代が入る
ところを選らんでしまうだろうから
バイトの人を見下しているわけでは
ないけど彼らの目的の上位はやはり
楽に金を稼ぎたいだ
この間何人かがウチに採用された
当然一応の社員であるぼくが教育担当
となるのだが一から教えるのは大変
経験者はわかると思うが教えるのと
独りで仕事を進めるのは大きく違う
とにかく自分のペースで仕事が進まず
配分も考慮しながらなので疲れる
そしてバイトは比較的ラフに辞める
突然来なくなるし電話も出ない
また始めから教えるのかと憂鬱になる
社長はそんなぼくのぼやきに対し
「また教えてください」と言う
今回新しいバイトが来た
未経験の女性だし不安はあるが
本人は続きそうだという
まぁ続いてくれたらいいけど話を
すると前職も覚えが悪かったらしい
ぼくのセクションは特殊性が強く
覚えることは多岐に渡る職務だ
現場を経験しているぼくも何度も
ダメ出しをくったし今でも完璧でない
彼女はまじめだし最初なので早く仕事を
覚えたいのか貪欲に聴いてくる
ぼくはこの仕事は慣れるまで覚える事が
多岐に渡るので1年位かけてゆっくりと
覚えていってねと話している
ところが今までの職場では早く仕事を
覚えろと言われていたらしく焦っていた
ぼく個人としては人は失敗して覚えると
思っているし何度もダメ出しを経験して
ゆっくり習得すればいいと考えている
彼女はこんな職場初めてという
経営陣じゃないからだけどそんなに
焦っても人は簡単に覚えないでしょ
それに出来る者が仕事のカバーを
できるのが組織の強み
特殊なポジションなのでそんな直ぐに
習得できなくてもいい
ただ彼女には出来るだけ長く働いて
くれることを望んでいる