日記
火垂るの墓という映画を観た
妻は家にあるビデオで何度も観たらしい
ぼくは全編観るのは初めてで悲しい
話だと想像しながら観始めた
ネタばれになるが4歳の妹と14歳の
少年の貧乏物語で2人とも餓死する話
今では考えられないが当時は当たり前に
あった光景で空襲で親を亡くし親戚宅でも
疎ましがられ防空壕で暮らす物語
引き取ったおばさんを酷いという人も
いるけど平和な今だから言えること
当時庶民は自分の食い扶持すら乏しい
状態の中仕方のないことで非難出来ない
主人公の少年は14歳で幼い妹と暮らす
生活力は感心するものがあり小さい妹は
状況もわからず無邪気に行動する
当時の国民の義務を全うしてないという
コメントもあったがそれはまた別の話
腹が減ったと我儘を言う妹にぼくなら
苛立ちを覚えるがこれも平和ゆえか?
僅か14歳の少年が生きてゆくには
あまりに残酷すぎる世の中であった
この物語から色々な教訓が学べるが
たった一つ言えることがある
それはぼくが生まれた時代はとっても
平和でなんの心配もないこと
今日の食べ物にも困ることなく不満を
口にしながら生きられるのは本当に
幸せだということを再確認したよ
妹は本当に健気で可愛く親なら
涙するんじゃないかって思った
幸いなことにウチは子供が居ないので
感情移入は出来なかったが純粋に
可愛かったのはジブリの力か?
ちなみにこの兄妹は中学生と幼稚園児
なのだけどぼくと妻も同じ位歳が
離れてると思ったら変な感じがした