日記
ぼくはそろそろ還暦が見えて来たが
じつは結婚してからまだ１０年選手
世の中の多くは２０代で結婚して
子供を育てていることだと思う
今この歳で様々な経験をし知恵も付き
子育ては自分には負担と判断した
あらためて考えると若き既婚者は
本当にすごいなと尊敬しかない
２０代なんてまだ子供に毛が生えた
ような歳で子供を産み育てる
わからない事も多く悩みも深いのに
後戻りはできない現実と向き合う
実際妻と話していても勢いで子供を
産んでも育てられるか自信はない
産んでしまったら覚悟を決めるしか
ないならリスクは負いたくないのが本音
生まれた子供に障害があったらそれでも
我が子として愛でて育てて行けるのか？
交通事故などで突然我が子を失って
正気を保っていられるのか？
人は都合よく出来ていて忘れるという
機能を備えているのはそういう所以だ
ぼくは４０代まで家出もし、ノミ屋も
したしホームレスも経験して海外生活
から事業経営もやり遊びまくった
結婚と恋愛は別物で空気のように
ストレスフリーで居られる関係
そんなパートナーなら余生を共にと
思い今の妻に巡り合い直ぐに結婚した
自分の考えられる自分がやりたい事の
殆どはもう経験してしまったぼくの
やりたいことは結婚とタクシー運転手
今となっては病に倒れ業務は控えて
いるけど２つとも夢はかなった
子供を産み育て人生の中心に据える
のもその人の価値観なのだろう
ただ飽き性のぼくにとって満たされた今
食べ歩きと旅先での外食がトレンド
人生に子供の存在はありえないかな
生まれた時は猿だし暫くしたら可愛く
なると思うけど３年で子育ても厭きそう
まだこの世にいない子供を夢見るなら
この世に居る妻に愛情を注ぎ続けたい
虚勢でも何でもなくこれが素直な
ぼくの気持ちなんだよね
ちょっと特殊かもしれないので
万人には理解されないだろうな
