身近で感じた深刻な格差

日記

 

ぼくの会社は365日24時間

体制で営業している旅客運送業

 

もともとぼくは乗務をしていた

 

ところが脳疾患で昏睡期を経て

復職まで来たが営業は出来ない

 

運のいいことに内勤に就いた

 

ぼくが復職した時50過ぎた人と

交替でシフトを組んでいた

 

彼はバイトという立場で採用され

ぼくは社員のまま残留となった

 

とりあえず3か月

 

合う合わないもあるので様子見

 

幸いなことにぼくはコツコツやる

仕事が苦にならず継続することに

 

ところが交替の彼はこの職務が

合わず最近は悪態まで出ていた

 

そしてとうとう辞職を決意

 

今の職務は正直とても楽

 

50過ぎた彼には今以上の職場は

見つからないだろうと思う

 

恐らく肉体労働系となるだろう

50過ぎたらあまりやりたくない

 

貯金も無いその日暮らしだろうし

今後の彼を思うとやりきれない

 

彼自身の生き様の結果だろうけど

現代社会はあまりに残酷すぎる

 

正社員のぼくは所得は落ちたが

同じ職務で結構差が有ると思う


彼は何の保証もない時給制

 

一方ぼくは定額+ボーナス制

 

正規雇用を増やし格差を増長

させた戦犯は言うまでもない

 

日本は今後さらに悪くなって

いくことは過去が物語っている

 

政府は景気が上向いたと言うが

9割の国民は恩恵が無い

 

彼の様な社会弱者が今後も

どんどん増え続けると思う

 

不運な彼に幸あることを

願わずにはいられない

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