日記
タクシー業を始め一人で営業を
始め一年が経つ
この一年は自分にとってとても速く
感じあっという間に駆け抜けた
最初に声をかけてくれた人が意識の
高い人だったので幸いにもぼくは
売上トップ集団に入ることが出来た
最近は彼の売上を追いこすことも
あり、遠かった彼の背中が見えて
自分の成長を感じることができる
今の会社は別に業界トップの待遇
ではないけれどしっかり利益を
出している会社なので頑張った人
に対する待遇は決して悪くない
ぼくの場合もともと物欲や見栄が
あまりないほうなので美味しい物
が食べられればそれで満足
なので今の収入には全く不満はなく
不満が有るとすれば控除されている
ものの使途が全く不明瞭なこと
今はトップ集団の中で互いに刺激
し合いながらモチベをキープする
ようないい関係性ができている
こんな感じでまずまずの環境だが
小さなストレスが反対番の存在
今の車の担当になりまず感じたのが
カーペットにゴミが散乱している事
それに時々助手席に食べ物の汁が
付いて汚れている事
ただこれは気になったら自分が
拭いたり掃除機をかければいいこと
なので別に気にしていなかった
ところが反対番はどうやら自分を
棚に上げ外装の拭きがあまかった
ところを上長にチクりカラーコピー
付きで翌日ぼくは指導を受けた
ぼくは掃除が甘くてすいません
とメモを残しておいた
同じ車を共有する者通し揉めても
なにも得しないと思ったからだ
そして数日後
今度は助手席のマットに残ってた
小さい落ち葉のカラーコピーと
その紙に書いてある「そうじは？」
のコメントを上長から貰った
流石にこれにはドン引きした
同じ班のメンバーに見られたが
自分なら夢に出るレベルと彼の
サイコパスぶりを気味悪がった
ぼくの班と違い反対番は四六時中
新人が入ってくるがどうも定着率
があまり良くないようだ
反対番の所長が厳し過ぎるのと
反対番の空気があまりよろしくない
ようで我が班のように和気あいあい
としていないという話だ
また粘着質な人も多く以前ＳＣの
駐車場で白線にかかって止めて
買い物に行き、戻った時呼び止め
られた人はなんと非番の反対番
ぼくを呼び止めるとプロとして
この停め方はどうなのよ？
と突っ込みを入れて来た
まったく薄気味悪い連中が多い
こういう連中がきっと人の縄張り
でなに客拾ってんだとか因縁を
つけるため追いかけてくるんだ
ろうとぼくは確信したよ
今年一年ここで働いて感じたのは
今の班で本当に良かったと言う事
やっぱり職場は人間関係が一番大事
どんなに収入が良くてもどんなに
有名な会社でもそれに勝るものは
ないとぼくは思っている
