実はほとんどの人が知らない事実として
世界の99%の富は僅か1%に握られてます
そしてぼくたちはその1%の人が喜ぶよう
毎日労働しているのです
こういうと本当に身も蓋もないのですが
この1%の人は自らが利益を得るために
障害となる規制を取っ払います
その規制を取っ払うのに一番簡単なのは
それを作っている機関ごと買い取ってしまう
つまり政治やメディアを手に入れるわけです
アメリカにおいては
金融の大幅な規制緩和により
リーマンショックがおこり、教育医療
環境から雇用・メディアや福祉と
ほとんどの分野が
商品化されているわけです
行き過ぎた資本主義とはこういうモノで
どこまでも効率と利益を追い求めます
国内で急増している非正規労働者が
安く使われているのを
他人事だと思っていた正社員
彼らが次は自分だとは
全く思っていませんでした
ところがワーキングプアがあふれたあと
公務員が企業メディアに一斉に
バッシングを受け
最初は教師がターゲットとなり
公教育が学力低下の元凶と言われ
教育への政治介入と教師の厳罰化
そしてテストの点数のみをものさしとした
成果主義を盛り込んだ法律が作られました
最初に公教育解体から始まりました
巧妙に教育政策の中に組み込まれ
国民の育成ではなく
グローバル経済システムを効率よく回すための
画一化された人材育成にすり替えられました
子供たちはグローバル経済による成長こそ
幸福をもたらす
競争原理の中で負けた人間には価値がない
という間違った価値観を教えられるように
なったわけです
日本の文科省が進める教育ガイドも
同様でして
まじめに学校教育を受けた生徒は
1%の人にとって都合のよい
ロボットになるわけです
そして次は自治体職員です
一般市民が不況で苦しんでいるのに
身分が保証された公務員
このようにマスコミに書かれたことにより
大衆の怒りは政府でなく
公務員に向けられた隙に
大量解雇となりました
財政難になった自治体へ1%の手は伸びます
公務員の殆どはクビになり警察消防などの
公共サービスが次々と廃止されました
図書館・公園・福祉施設などが急激に
姿を消したことで安心してお母さんが
子育てできる場所ではなくなったのです
自治体を民営化したことで州政府は
無駄がなくなりコスト削減になると言いました
残念ながらそうはなりませんでしたし
税金はどんどん上がります
国民は支払わされ1%が儲かる仕組みです
現在日本はどんな状況でしょうか?
立場の人達が4割にも達しております
大卒が就職出来ないという状態も今や名物です
そしてそんな非正規を他人事と見ていた
正社員も自分事となっているのが今です
日本で全く同じように起きています
何も考えず動かず手をこまねいているだけでは
1%に屠殺されます
彼らの家畜として人生を終えたいのか
自分の人生を生きたいのか
胸に手を当てて考えてみてください
彼らが作った洗脳という学校教育を
まじめに受けた頭だとちょっときついかも
知れませんが踏ん張って下さい