アメリカから読み解くこれからの日本

実はほとんどの人が知らない事実として

世界の99%の富は僅か1%に握られてます

画像 : 【貧富の差に驚愕】1パーセントの富裕層が全世界の富の約半分 ...

 

そしてぼくたちはその1%の人が喜ぶよう

毎日労働しているのです

 

こういうと本当に身も蓋もないのですが

この1%の人は自らが利益を得るために

 

障害となる規制を取っ払います

 

その規制を取っ払うのに一番簡単なのは

 

それを作っている機関ごと買い取ってしまう

 

つまり政治やメディアを手に入れるわけです

 

アメリカにおいては

金融の大幅な規制緩和により

 

リーマンショックがおこり、教育医療

 環境から雇用・メディアや福祉と

 

ほとんどの分野が

商品化されているわけです

 

テレビは見るな! 新聞は取るな! (日本の真相!)

テレビは見るな! 新聞は取るな! (日本の真相!)

  • 作者:船瀬 俊介
  • 発売日: 2020/07/16
  • メディア: 単行本
 

 

行き過ぎた資本主義とはこういうモノで

どこまでも効率と利益を追い求めます

 

国内で急増している非正規労働者

 

安く使われているのを

他人事だと思っていた正社員

 

彼らが次は自分だとは

全く思っていませんでした

 

ところがワーキングプアがあふれたあと

 

公務員が企業メディアに一斉に

バッシングを受け

 

最初は教師がターゲットとなり

公教育が学力低下の元凶と言われ

 

教育への政治介入と教師の厳罰化

 

そしてテストの点数のみをものさしとした

成果主義を盛り込んだ法律が作られました

 

最初に公教育解体から始まりました

 

巧妙に教育政策の中に組み込まれ

 

国民の育成ではなく

 

グローバル経済システムを効率よく回すための

画一化された人材育成にすり替えられました

 

子供たちはグローバル経済による成長こそ

幸福をもたらす

 

競争原理の中で負けた人間には価値がない

 

という間違った価値観を教えられるように

なったわけです

 

日本の文科省が進める教育ガイドも

同様でして

 

まじめに学校教育を受けた生徒は

 

1%の人にとって都合のよい

ロボットになるわけです

 

そして次は自治体職員です

 

一般市民が不況で苦しんでいるのに

身分が保証された公務員

 

このようにマスコミに書かれたことにより

 

大衆の怒りは政府でなく

公務員に向けられた隙に

 

大量解雇となりました

 

 

 

 

財政難になった自治体へ1%の手は伸びます

 

公務員の殆どはクビになり警察消防などの

公共サービスが次々と廃止されました

 

図書館・公園・福祉施設などが急激に

姿を消したことで安心してお母さんが

子育てできる場所ではなくなったのです

 

自治体を民営化したことで州政府は

無駄がなくなりコスト削減になると言いました

 

残念ながらそうはなりませんでしたし

税金はどんどん上がります

 

国民は支払わされ1%が儲かる仕組みです

 

現在日本はどんな状況でしょうか?

 

規制緩和のあと非正規労働者という不安定な

立場の人達が4割にも達しております

 

大卒が就職出来ないという状態も今や名物です

 

そしてそんな非正規を他人事と見ていた

正社員も自分事となっているのが今です

 

リーマンショック後のアメリカが辿った道が

日本で全く同じように起きています

 

何も考えず動かず手をこまねいているだけでは

1%に屠殺されます

 

彼らの家畜として人生を終えたいのか

自分の人生を生きたいのか

 

胸に手を当てて考えてみてください

 

彼らが作った洗脳という学校教育を

まじめに受けた頭だとちょっときついかも

知れませんが踏ん張って下さい

 

 

 

 

 

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