今10代の子たちはその感性のまま
利用して音楽づくりを楽しんでいます
そこにはクラシックで習う音楽理論
などはなく、有るのは自分が聴いて
カッコいいかどうか
それはかつてのジャズを始めた
若者たちに通じるものがあり
堅苦しい理論でなく、自分達が
カッコいいかどうか?
それをインプロヴィゼーションする
新しい音楽として世界中で大流行
しました
DTM自体はぼくが20歳くらいの
ときにもすでにありまして
当時KORGシンセサイザーの
名機M1などは、中にシーケンサーを
実装していて、作曲が出来たのです
M1自体はなかなか高価でしたが
実際は二行のスペースでしこしこと
入力していくもので
今のDAWに比べたら陳腐なものでした
当時は学生で時間が腐るほどありました
ので夜どおし入力をしましたが
最初はコピーを入れました
そのあと自分の曲を入れましたが
まだまだプロになろうとかそういう
ところまでは考えていなかったです
なぜならば、自分の感性よりも
音楽理論が優先してしまい
コード進行はこうでなくては
ならないとか
細かい制約を自分の中に作ってしまい
楽譜やタブが読めないとプロには
なれないと信じていたからです
だから、今の子たちが自分の好きな
曲をまっさらなキャンバスに描くように
切り貼りしているさまは幼稚園児が
お絵描きをしているのと何ら変わりなく
そこには楽譜が読める読めないとか
楽器が出来る出来ないとかは
存在していません
全米でヒットしているビリーアイリッシュも
そんなラフな感じで作品をアップして
メジャーになりました
現在はそういう時代なのです
ここに音楽の新しい在り方が有り
まさに音楽という言葉そのもの
「音を楽しむ」
これにつきるのだと思います
40の手習いなんていいますが
よく大人になってから楽器を始める
人は少なくなく、それにならって
ぼくもゲームをやる感覚で改めて
DTMの扉を開いてみようかと
思います
もっと自由にもっと自分の感性で
自分が気持ちよいフレーズを
切り貼りして、ゆくゆくはアップ
したいです