ラックんの日記

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人が会社に職を求める動機

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昨日は福山雅治主演の日曜ドラマ

集団左遷」をみました

 

下町ロケットと同じいづみ吉鉱演出

なのでテイストは同じ、日曜の夜に

大人が楽しめるエンターテインメントに

なっています

 

この先の展開は想像できますが

視聴率偏重の番組ですから

こういう生々しさを取っ払った

ドラマティックな展開が良いのでしょう

 

いづみ吉鉱さんは会社サラリーマンを

したことがないのでしょうか?

 

おそらく原作本はこんなお花畑な

ストーリーではないことは池井戸作品で

検証ずみです

 

今回このドラマを見て思ったことですが

 

この世にはずっと繁栄を続ける企業は無く

今ある大企業にも必ず創業期があり

 

最初は個人商店から始めても

当然有能な人材は簡単に集まりません

 

でも、そうした人達が頑張って会社を

大きくし、社員を一人ずつ増やして

いった結果今のような大企業になります

 

このように会社がある程度の規模になり

有名になると、集まってくる人の質が

一気に変わります

 

例えば一流大学卒の人とか

 

会社は創業から大きくなるまではどんどん伸びますが

一流大の人たちが集まりだすととたんに

会社の衰退が始まります

 

なぜならば。。。。

 

一流大を出た人の多くは大企業に

職を求める場合が多いのですが

 

それこそ企業にとっての大問題です

 

一流企業=大企業は

 

その時代の注目産業

 

そこに職を求める最大の動機は

 

・世間的に聞こえがよく

 

・安定している

 

・給与が保証されている

 

 

 

これらが本音です

 

 

 

決して名もない中小企業の未来を信じ

この会社を大会社にしよう

 

そういう創業者のような発想をもつ

人はなかなかいません

 

居たとしたら自分で起業しているはず

 

注目産業志望の人が入社し、中間管理職

そして経営陣となればどうなるかわかるはずです

 

かつて鉄や炭鉱は有能な人が集まる

花形産業でしたが、いまはどうでしょうか?

 

 

本当に気概のある人達がこういう産業を

引っ張っていたら会社が衰退する前に

方向転換していたと思います

 

毎年学生が志望する人気企業ランキングは

時が経てば変わっていくものです

 

気概を持たないものが経営している会社は

自ずと衰退の途を辿る宿命ですが

 

その場合会社が生き残るために

会社に生産性を残さない社員は

リストラされるのは当たり前です

 

ぼくが時々話す、大企業に勤めているから

安定していると思っている人は

 

どのような根拠をもってそういう発想になるのか

 

不思議でなりません

 

 

かといって独立したら成功するかというと

それはそれで不安定ですが、

 

少なくとも自分の頑張りで未来を

作ることはできます

 

自分が頑張らなければ地獄を見ますが

企業人の場合も頑張らなければ地獄

 

ただ一つ違うのは一国一城の主となり

自分で未来を作れるか

組織に首輪を繋がれ組織に人生をゆだねるか

 

ならばどちらを選びますか??

 

 

 

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